入手すべき情報と領収書の整理方法を理解したら、いよいよ記帳です。クラウド型の会計ソフトでもインストール型の会計ソフトでも入力すべき情報は変わりませんが、インターフェイスの部分が大きく異なりますので、具体例を用いてそれぞれ解説します。
はじめに
クラウド型とインストール型の会計ソフトはそれぞれ入力方法が異なります。
クラウド型では、カメラで読み込んで自動記帳する方法を採用することができ、最大の特徴のひとつにもなっています。また、カメラで撮った画像の読み込み以外にも、手入力が可能となっています。
一方でインストール型の会計ソフトも直接仕訳を入力する方法を採用することもできますが、記帳をサポートする機能もクラウド型同様に充実しています。
ポイントはクラウド型、インストール型のどのような記帳方法を採用しても仕訳(記帳される結果)は同じになるという点です。入力方法をいかにサポートするかという点が、インターフェイスの違いに表れているだけで記帳結果が異なることはありません。
クラウド型の会計ソフト
クラウド型の会計ソフトで、シェア1位の『freee』を例に記帳方法を解説します。
クラウド型の会計ソフト記帳手順
まず、freeeにログインして以下の通りに進んでください。
入力画面に移動したら領収書の整理方法に載せている領収書を入力してみます。
これで完了です!
クラウド会計ソフト補足
freeeの特徴的な記帳方法に「スキャンで経理」があります。領収書をカメラで撮影してfreeeに取り込むことで自動で金額や日付といった情報を入力することができる方法です。
せっかくクラウド型の会計ソフトを使用するのであれば、スキャンした画像データを利用して記帳することをお勧めいたします。当ページでは記帳方法とその内容を理解していただくために手入力の方法を解説しています。
インストール型の会計ソフト
インストール型の会計ソフトで、シェア1位の『弥生会計』を例に記帳方法を解説します。
インストール型の会計ソフト記帳手順
まず、弥生会計を立ち上げて以下の通りに進んでください。
「かんたん取引入力」の画面で領収書の整理方法に載せている領収書を入力してみます。
これで完了です!
インストール会計ソフト補足
大量の領収書を入力する場合、エクセルシートに取りまとめて会計ソフトにデータインポートする方法がおすすめです。(クラウド型の会計ソフトでもエクセルインポートは可能です)